パッティングに関する(^_^;)
少し前の事になりますが、ひとり予約でラウンドした時の事。
グリーンが荒れ気味で長い距離を強めに打つとポコポコと跳ねる状況でした。
そんな時、初老の同伴者が
「バックスピンがかかっているからポコポコ跳ねるんですよ。私は順回転になるようにボールの上をこする意識でパットしていますよ。」
と仰るのです。
パターにもロフトがついているので、打ち出し時にバックスピンがかかるのは自然ですし、打ち出し時に跳ねることもあるでしょう。
が、芝とボールの摩擦係数で数mもバックスピンがかかったまま前進するなんて有り得ないんですよねぇ(^_^;)
ボウリングで力の弱い女性やお子様の投球を見ているとリリース(というか落下?)後、ボールが逆回転していることがあります。
その後どうなるかというと、
逆回転しながら前進
回転数が減少しながら前進
無回転で前進
順回転になって前進
となります。
ボウリングのように滑らかな表面のボールと平滑なレーンに更にオイルを塗布して摩擦係数を極小にしても、前進していれば摩擦により逆回転から順回転に変化します。
それなのにグリーンとゴルフボールで?ってことです。
ゴルフには物理的におかしな俗説が蔓延りやすいのですかねぇ(^_^;)